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Windows XPについて

追記 : Windows Vista

Windows XPの次のOS、コードネーム「LONGHORN」が正式名称「Windows Vista」となり2007年に発売予定です。
一体、どう進化したのでしょう?

Windows Vista公式HP

ベータ版のレビューなどを見ると「3D」的な視覚効果が目玉らしいです。
重なった画面が立体的に斜めに見れたり、スタートボタンから飛び出したプログラム一覧がうっすら透けていたり。

セキリュティー機能の強化やネットワークの管理の強化など細かいところは使ってみないと良くわかりません。メモリが今より容量食いそうなのはわかりますが。

ただひとついえることは「OSの新製品はいいものではない」ということです。
Windows XPも販売後しばらくは不具合の調整があり、セキリュティーの機能追加があった「サービスパック2」の追加にはひどい目にあった方も多いはずです。
例えば、ここでも紹介しましたが、プリンタサーバーが急に使えなくなったりしました。
新しいプリンタサーバに買い換えれば問題なく使えるのですが、OSの自動更新でいきなり変わったりしたら「何が問題なのか」わかるまでに時間がかかります。

もともと100%で出すつもりもないパソコン業界の常で徐々にアップグレードしたり、バージョンアップするもののようですので当面は様子見するのも正解かもしれません。

[ 2006/10 ]



2002年、おめでとうございます。
昨年冬モデルからやっと各メーカからOSがWindows XP(えっくす・ぴー)を標準となりました。

色々一般の雑誌でも取り上げられてるこのマイクロソフト社の新OSはどんなもんなのでしょうか?実際アップグレードしようか迷ってる方も多いと思いますので簡単に調査,説明させていただきます。

マイクロソフト社が製品として出している「Windows」シリーズは大きく個人向けの95、98、MEと流れてきたバージョンと、企業向けとしてNT、2000と進化してきたバージョンと2本建てありました。

それをXPが統一モデルとして開発、発表されたのが昨年秋でした。


Windows XP (Microsoft)

※Microsoft Windowsは米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標です。
※Windows NTは米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標です。


そのほうが、マイクロソフト側も開発、管理が楽になり、ソフトメーカーも各OSに
併せて開発、販売しなくて良いので合理的といえます。

但し、問題はあくまでも本当の意味での統一というより、「WIN2000」をバージョンアップさせたものが「XP」となったことです。よって98等からアップグレードは簡単ですが今まで使用していたソフト、周辺機器、増設機器がそのまま使えるかどうかは別問題なのです!!

例えば、プリンターなどはドライバをHPからダウンロードしないとダメ。だいたいはWIN2000用ドライバで動くそうですが、機種事に確認が必要です。

TA、モデム、LANアダプタ・・・色々不都合が発生するかもしれません。ソフトも経理用のソフトなんかが動かないと大変ですよね。導入前に事前調査が必要です。

ちなみにビックリしたのはピアツーピアでのLAN接続に使われるプロトコルの「NetBeui」がXPではサポートされていませんでした。TCP/IPに統一するスキルが求められます。

以下に簡単にXPのメリット・デメリット・注意点をあげておきます。メリットが多いのであれば乗り換えしましょう!

ハングアップが少ない
2000系列のメリットである安定性を強化。同時に多くのソフトを立ち上げても安定。(ただし絶対フリーズしない、というわけでもないが・・)
複数ユーザ使用の安定
今までもあった一つのPCの複数ユーザー利用がプライバシーの面でも操作性でも向上しました。マイドキュメントが完全に分離でき、複数ユーザの同時立ち上げ&切り替えができます。
CD−R,RWの書き込み対応
最近のPCでは標準になっているCD−R/RWは今までソフトで書き込みを行っていました。それがハード上で可能となりました。(但し複雑なものはX)ドラッグ&ドロップでバックアップ等が簡単になります。
ネットワーク設定が煩雑
VPN,無線LANにも対応できるウィザードがあるが、日本語が英語直訳なので理解しにくい。結局は煩雑になった感じ。メリットは「LANの修復」機能。よくあるネットワーク異常が修復しやすい点は○!
ファイル形式が2種類あるが選択性
2000と同じでファイルシステムがWIN98系の「FAT32」というのとNT4.0から出始めた「NTFS」との選択(アップグレードではあまり気にしなくてよいみたい)となり両者、互換がないのでXP,98混在のネットワークではお互いのファイルが見えないデメリット。
ソフト、ハード対応が遅い
2000用ドライバでも動かないソフトやハードのドライバなどがまだ出揃っていない。
ネットミーティング機能の標準化
今までにもあったのだが、あまり利用されていなかった「PCテレビ電話」機能が使いやすくなった。ブロードバンドの普及による所も大きいが、今後のIP電話、TV会議なども普通に使えるようになるはず。


注意:アップグレードはWIN98、NT4.0以上でないといけません。

注意:XPの売りの一つ、「リモートアシスタント」「リモートデスクトップ」がある。前者はネット接続でサポートセンターから自分のPCを操作してもらう機能。後者は自分、または友人が遠隔で操作できる機能なのですが、後者のリモートデスクトップは「Windows XP Professional」のみに備わっています。ちなみにWIN XPには2種類あります。98系のHome EditionとNT系のProfessional

冒頭にマイクロソフト社のOSが統合した、といいましたが実はまだ現実にそうなった訳ではありません。XPから始まったのです。時期OSコードネーム「LONGHORN」が2003年、その後「BLACKCOMB」が2005年以降に計画されています。ただこの早いPC業界でどうなるかはビル・ゲイツ氏でもわからないのかもしれません。






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