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グヌーテラ

グヌーテラの追記

このコラムを書いたときには、一部のPCマニアによるファイル交換についてのことでしたが、この後「WINMX」が広まり、さらには匿名性が高いということでさらに広まった「WINNY」と歩調をあわせてMP3端末の普及が始まっていきます。

iPodがマッキントッシュを救い、音楽業界を活性化させ、ソフトバンクが買い取ったボーダフォンとiPodを合体させようとは誰も思いもしないことだったでしょう。

WINNYといえば「情報漏えい」。情報漏えいといえばソフトバンクと、このような先端がリンクしているのも 必然のように思われます。

WINYYの情報漏えいの新聞記事も貴社がWINNYに張り付いてチェックしスクープとして発表。その記事を見た一般の人が興味抱いてWINYYインストールする→ウイルス感染→情報漏えい、という悪循環もありました。

笑えないのが、その新聞記者が情報漏えいさせてたのが発覚したことも。政府もWINYY使わないでくれ、とのコメントを発表させてましたが、セキュリティーをきっちり出来ない社会人のPCにはリスクが大きいかもしれません。ただこんなことがパソコンの操作技術習得のモチベーションだったりすることもいなめないなあ。

[ 2006/06 ]


インターネットに沢山あるコンテンツですがその著作権もあってないようなものになってます。当然モラルとして守ること、法的に規制されてるもの、色々ありますが2年ほどまえに「グヌーテラ(Gnutella)」っていうネットに繋がるPCの音楽ソフトや情報を共有しましょう、っていう仕組みができました。(ソフトが動いてネットに繋がってるPC間で共有)

その前には「ナップスター」っていう仕組みは裁判で音楽業界に負けてしまいました。サーバーが置いてあったUSAで「ダメ!」といわれたからなのですが、今度日本の会社がファイル共有システム(ナップスタ−と仕組みは似ている)をカナダにサーバーを置いて運営するそうです。今までのは利用する為に”英語”がある程度理解できないといけなかったのが日本語で可能になるわけです。

ブロードバンドが急速に広まり、音楽や動画コンテンツがPCで手軽にダウンロ−ドできる環境もそろい始めました。

このような状況で以下記事がありました。

「ユニバーサルミュージック」デジタルコピー防止音楽CDの発売
世界音楽業界TOPのユニバーサルが10月発売のCDに、第2位のソニーミュージックエンタテイメントが試験導入を決めた。大手2社の動きに他の企業も追従するのは確実。(日経産業新聞9・28)

音楽業界も上記グヌーテラに対抗してこのような動きをしているのですが、 聞く事しかできないCDは、当然自分で編集(正規で購入していても)する こともできなくなってしまうことになります。 これには消費者の反発もあるでしょうし、その上をいく複製技術とのイタチごっこにもなりかねず、価格に反映され消費者が泣くことになるのです。

映画のビデオ、CDのレンタルなど業界の反対を逃れ一事業として確立しているものもありますが、今後どうなるのでしょうか?時代の流れで変化していくのは確実です。

[ 2001/10 ]


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