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DSでWi-Fi通信

■ NINTENDO−DSを
■ 自宅でWi−Fi通信できるようにしてみた・・


NINTENDO-DS という携帯ゲーム機が「Wi−Fi」という仕組みの無線LAN対応になってる。
2006年7月に出たブラウザソフトを入れればネットも見れるらしい。
「Wii」も無線LAN対応だし、PSPもそうだ。一時期からプレステにいってた「ドラクエIX」はなんとDSで「ネットワーク対応RPG」となって発売。オンラインゲームのような機能もありそうだ。


対戦ゲームは他人と対戦のほうが100倍おもしろい。仲間とのやり取りがゲームを有利に進めることも多い。しかも今のところ通信費は無料だ。
そんな楽しい恩恵を家庭で享受するには何を用意すればいいのか・・・・。

いろいろ調べてみると・・・・



■ 必要なもの


(1) ブロードバンド回線
光ファイバーやADSL、ケーブルテレビなんか。

(2-a ) 無線LANのアクセスポイント
アンテナですね。

もしくは、

(2-b) 任天堂「WI−FI USBコネクター」(XP専用)をネット通販で購入

となるようだ。


(1) はADSL(後日ひかり電話に変更)なので問題なかったが

(2-b) についてはちょっと迷った。「USBコネクター」は手軽(3,500円)だが常にWindows XP のPCが動いてないとだめだし、情報によるとPCのセキュリティー設定が煩雑らしい。


面倒なのはごめんだ !!


ということで、PCもノートタイプだし、自宅のLANも無線化したいので便利そうなアクセスポイント、すなわち (2-a) を購入することにした。


さて、実際どんなものがあるかさらに調べてみた。



その前に無線LANの仕組みも調べると総務省がこんなわかりやすいHPを出してます。
あとに出てくるセキュリティーについても説明してくれてます。



無線LANには現在おおまかに国際的な規格が3タイプあってそれぞれ速度が遅い順番で
b < g < a とあります。
一番遅いbタイプでも11Mbps(計算上)という速度で通常のホームページ閲覧もしくはDS等のゲームにも問題ありません。
機器自体も大抵はbとg両方対応しているとか、b、g、aすべて対応している、とかですので「Wi−Fi」という規格確認表示がされていれば困ることはないはずです。

しかし問題は無線信号の届く距離です。
木造はいいが、鉄筋だと飛びにくい、2F , 3Fにも届かせるのは難しいなどです。
新しい機種ではアンテナが2〜4本出し、信号の出し方も工夫して遠距離まで届くようなものも出ています。高価にはなりますが使いたい場所などを考えて選ぶ必要があります。

ただ無線アクセスポイントというより「無線アクセスポイント&ルーター」という機器の方が一般的で安価+高機能だったりすることがわかりました。


コレガさんの製品

バッファローさんの製品


今回はルーター機能は不要であるという形で進めます。
というのも現在自宅の環境もそうですがここ数年のIP電話ブームでADSLモデムといわれるものの、ほとんどが「ルーター機能付モデム」であるからです。NTTのフレッツADSLしかり「ひかり電話」しかり、プロバイダーのセットタイプのADSL(アッカやイーアクセス系)もIP電話ができる仕組みにはルーター機能が不可欠です。ルーター機能のものが2個あるとやっかいなことが起こることがありますので通常は片方のルーター機能を切ります。(ブリッジ化するといいます)

今回は面倒なことを避けてとりあえずDSやWiiでWi-Fi通信するのが目的ですので無線ルーターをブリッジ化しましょう。現在のモデム(ルーター)の設定をさわる必要はありません。


メーカーHPでは結構簡単に切り替えられると書いてますが、説明書通り忠実に行わないと失敗します。
また機器(無線アクセスポイント)にブラウザでもぐりこんで設定の変更をすることになったりします。そしてIPアドレスのことがわかってないと引っかかったりもします。


今回選んだコレガのCG-WILBARGLは約7000円で購入。
説明書はCDに内蔵されているのでそれを探して印刷する手間が必要でした。
本体裏面の「スイッチ」でルーター機能の切替ができるとのことでしたが失敗。
結局ブラウザで設定を変えるほうが早かった感じでした。




このあと今のADSLモデムルーター(下の写真の右はOCNセットのFUJITSU W4モデル)からのLANケーブル(普段はパソコンに直接刺さってる)をブリッジ化したアクセスポイントに接続。

次にアクセスポイントからパソコンに。




これでパソコンは今までどおり有線LANでインターネットできることを確認。
この時点ではアクセスポイントはただのHUBのようなものになってます。
もちろん、パソコンにLANカードを刺せば無線LANも当然使えます。
(今回はDSとの接続がメインですので割愛します。)





さて、NINTENDO-DSを登場させ「Wi-Fi設定」をしましょう。


(1) ゲームソフトを立ち上げ(ここではポケモン)「Wi-Fi設定」を選択します。



(2) すると「Wi-Fiコネクション設定」と出ますので青い「Wi-Fi接続先設定」をタッチ。





(3) 接続先は3つまで登録できます。空いている接続先1〜3をタッチして進めます。



選択した接続先のアクセスポイントを探します。「アクセスポイントを検索」をタッチします。(画面下の『AOSS』や『らくらく無線スタート』はそれぞれバッファロー、NECの無線ルーターの仕様でセキュリティー設定込みで設定を始めます。今回はコレガですのでこちらは使えません。)


(4) すると「使用できるアクセスポイント探しています」と数秒メッセージが出て
アクセスポイントの名前(SSID)が出てきます。今回は"corega"という名前のものが出てきます。



開いた南京錠の絵が出ます。これはセキュリティーが掛かっていない、という意味です。



「〜設定テストを開始します。」と出ますので「はい」をタッチします。
「接続テスト中・・・」「接続しました」と表示されればOKです。

これで無事、無線LANでDSがつながりました。ポケモンの交換や対戦も日本中、世界中でできるようになりました!

無線がちゃんとつながる距離の目安は半径10mでした。マンションならほぼどこでもゲームが可能です。1戸建でも同じ階なら大丈夫ではないでしょうか?



■ ここで補足です。


NINTENDO-DSは「WEP」というセキュリティー暗号に対応してます。それを利用すればこのアクセスポイントにつなげる機器を選別できます。方法はアクセスポイントで「WEP」セキュリティーを使う設定にし、任意の13桁の英数字をから13桁のアルファベット+数字混在のパスワードを作ってくれます。それを記録しておきます。そう設定したあと接続設定をすると上記写真16の南京錠がしまってますので同じ13桁パスワードを入力すれば接続できるようになります。またセキュリティのパスワード入力は1回すれば次回からはすぐ接続できます。







このような無線アクセスポイントを取り付ける方法ならADSLからひかり電話やケーブルTV、有線に変える場合なんかでも差し替えるだけで使えます。

◇ 上記設定で対応できない場合 → ADSLモデムがモデム機能のみ(フレッツADSLでモデム機種名がM,S,MS,SH,MN(一部可)の場合)の機種の場合でルータを別途ご用意されていないPC1台接続の環境の場合はルーター機能を使う設定になります。


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無線が飛びにくい鉄筋3階建てなどはハイパワータイプの無線APが必要です。
別途ご相談くださればアドバイスできると思います。



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